小学生でもできる、朝顔の育て方(お手軽に・安く!)

最近は梅雨なので、ジメジメした日々が続きますね。不快指数の高くなりがちなのがこの時期は、ちょっと気を許すと色々なものに菌類が発生するので油断できません。昨年は愛車のシートバックにカビが生えて、泣く泣く掃除しました…

人間にとって不快な気候も、植物にとっては成長の時期。春に芽吹いた草花や野菜がすくすくと成長始め、生活に彩(いろどり)を添えてくれます。そんな中、今回は暑い季節に開花する朝顔(アサガオ)の話です。

小学校低学年の情操教育でも育てられている朝顔はとても丈夫な植物。ただし、植物も生き物なので「育てる」にはお世話が必要です。でも、最低限のフォローで花を咲かせてくれますし、次世代まで命を紡ぐことも可能です。しかも…そんなにお金はかかりません。実際に私は小学生になった娘と毎年楽しみながら育てています。そんなお手軽園芸のご紹介です。

かりそめの恋 朝顔(アサガオ)


朝顔はサツマイモ属の一年性植物なので、発芽・成長・種になるまでを1年で行います。原産地は不明で、世界各地に自生しているそうです。日本に来たのは、奈良時代に遣唐使が【下剤】として種を持ち帰ったのが始まりだそう。つまり、国内では約1400年前から愛されている園芸植物です。

最大の特徴は多種多様・カラフルな花模様。同じ鉢で育てても土壌のアルカリ成分で色が変わるので、とても華やか。赤~青ベースの色づきを中心に、黒や黄色で開花するブランドもあるそうです。ちなみに花言葉は「かりそめの恋」

支柱など、用意するもの


自宅にあるもので事足りるなら必要ないものもありますが、あえて書きだしていきます。実は、全て100円ショップで揃ってしまう!

・園芸用スコップ
・植木鉢(幅広く、深いものがおすすめ)
・リング支柱(朝顔用としてあります)
・園芸用上呂
・朝顔の種
・園芸用土(腐葉土か野菜用土がおすすめ)

合計:600円+税

園芸用の土は100円ショップでも様々なラインナップがありますが、腐葉土や野菜用の土であれば栄養分を含んでいるのでお手軽だと思います。支柱は適当な棒でもイケちゃいますが、専用リング支柱もショップに置いてあるので、その方がお手軽だと思います。

植えてみよう


<種の下準備(一晩かける)>
朝顔の種は下ごしらえがポイントです。黒い粒そのままだと殻が固くて発芽に支障をきたすので、爪切りやヤスリで、種に少しだけ切れ込みを入れてあげます。それを紙コップなどに入れて、一晩水に付けておくと…発芽する気マンマンの状態に膨らみます。種蒔きは真夏になる前、4月中旬から7月中旬あたりまで可能です。

<鉢植え>
カチカチではなく、気持ちフワフワで植木鉢に土を布き、その上に蔓(つる)を這わせるためのリング支柱を固定します。そして、指の第二関節位まで土にズボっと指して、そこに種を入れて土を軽く被せます。(※暗くないと発芽しないそうです)3~4センチほどの間隔で植えればベストです。

お世話をしよう(育て方のルーチン)


土が乾くと駄目になってしまうので、湿っている状態をなるべく維持します。私の場合は通勤に朝、晩のルーチンを意識しています。ぶっちゃけ、これを忘れなければ何とかなります!小学校の夏休みは、早起きして水やりをするのが娘の仕事でした。

約一週間で発芽~双葉が開きます。成長していくのは、感覚では7割程度ですね。ここから毎日、ルーチンワークをこなしていけば数週間かけて”手のひら”のような本葉が開き、ぐんぐん蔓(つる)が伸びていきます。蔓は左側に伸びる習性があるので、伸びすぎたら左を意識して誘引すればオッケーです。グリーンカーテンを作りたい方は、鉢植えやプランターからネットをピンと張れば、蔓が伝って行きます。

花を愛で、そして次世代へ


種を蒔いてから約2か月でついに開花します!先にも書きましたが、土壌のアルカリ成分で色が変わるので、毎回微妙に違う花を魅せくれます(フォトジェニックですね~)。開花期間は思ったよりも長く、2か月近く続くのでとても楽しい!

ただし、水が足りないとあっという間に枯れてしまいます。雨の日はいいですが、真夏日に水やりを忘れたら直ぐに元気がなくなります。ヤバそうだと思ったら、園芸肥料を与えるのもアリですが、そこまでしなくても水やりを忘れなければグングン育ってくれます。

開花が終わると蕾(つぼみ)の根元に栄養を貯めこみます。そのまま緑から茶色に乾いていく(枯れていく)のですが、ここがポイント!カラカラに乾いた根元を開けると種が4~5個ずつ入っているのです。それを回収し、紙コップなどに入れて保存しておきましょう。来年、子孫がまた花を咲かせるからです!

まとめ


7月から種うえを行ってもギリギリ間に合いますが、今の時期であれば園芸店や朝顔市で鉢植えを購入して、来年は子孫を育てるというのもおススメです。鉢や支柱は流用できますからね。実はわが家の朝顔も、娘が学校で育てた朝顔の子孫を毎年育てています。

園芸は四季を感じながら楽しめる趣味になります。なにより世代をまたいで育てる継続の楽しみは、プライスレスな面白さ。動物(ペット)と暮らすよりもハードルは低いし、コストもそんなにかからないので、鉢植えを置くスペースがあれば、チャレンジしてみてください!