ハイブリッドカーとガソリン車、どっちがお得?

お世話になります。私の職場は首都高の目線にあり、仕事中でも大好きなクルマを眺めることが出来て幸せなおさとうです。それにしても、都会は高級車が多くて驚きます。新車のマクラーレンやアルピーヌなんて、地元じゃめったに見ることはありません。

新車といえば、今世紀は新車の環境性能や衝突安全基準が厳しいレギュレーションになっています。その打開策のひとつとして登場したのがハイブリッドカー。つまりガソリンエンジンと電気モーターの併用駆動をする自動車です。そんな夢のクルマかと思ったハイブリッドの雄【トヨタ・プリウス】もデビューから20年以上経っているのは驚きです(歳取ったな…)

さて、そんなハイブリッドカーも一般化して、多くのメーカーから発売される時代になりました。ただ、同じペットネームでもハイブリッドカーとガソリン車、つまり駆動方式を選択できるモデルが存在します。そうなると、どっちがお得なのかピンと来ませんよね?そこで、せずいら的にコスト比較を行ってみました。
※これらデータは2019年5月時点のものです

令和でもナンバーワン?【日産・ノート】


画像:https://www.netcarshow.com/nissan/2017-versa_note/

今回のベンチマークは「令和でもナンバーワン」と強気なCMをやっているコンパクトカー【日産・ノート】。デビュー自体は2012年ですが、2016年に追加されたハイブリットカー「e-POWER」が大ヒット。この子はガソリンエンジンを発電に特化させて、貯めた電気でモーター駆動するのが特徴です。モーターの鬼加速とともに、これでもかと先進装備がコンパクトなボディに凝縮されているパッケージが魅力になっています。

そこで、大ヒットしているハイブリッド「e-POWER」とガソリンエンジンで走る普通の【日産・ノート】を検証してみました。各種データは日産ホームページからの引用で、ベースグレードを基に計算しています。

1)購入価格を比較する

ここの特記事項としてはエコカー減税があります(※2019年時点、諸経費は同一で計算)。これは環境性能が高いクルマの自動車税が軽減される仕組みです。因みに「S(ガソリンエンジン)」は50%、「e-POWER(ハイブリッド)」は100%免税でした。ただ、それでも購入には約40万円の価格差があるようです。

2)燃費計算をしてみる

ここからランニングコストを計算してみましょう。前提条件は年間12,000km走行(1,000km/月)、ガソリン代140円で計算してみます。「e-POWRER」は「S」に比べて190Lも年間給油量に差が出る事に驚きです。一応、ガソリン価格は世界情勢や景気変動によって乱高下するので一概にはいえませんが、とりあえず参考値として約2.6万円多く燃料費(ガソリン代)がかかる計算になります。

3)価格差を燃費計算で割り込むと…

ここから車両価格差を燃料費の差額で割りますと15.6。つまり、約40万の価格差を解消するには年間12,000km(1,000km/月)走行で約16年かかる計算になるのです。月2,000km走行ならば、採算分岐点は半分の約8年になりますね。

その他、人気車種の比較


折角なので、他メーカーのヒット車でも比較してみました。コンパクトカーの雄【ホンダ・フィット】と大人気SUV【トヨタ・C-HR】です。前提条件は年間12,000km走行(1,000km/月)、ガソリン代140円で計算しています。
画像:https://www.netcarshow.com/honda/2018-fit/
   https://www.netcarshow.com/toyota/2018-c-hr_us-version/

このデータを見ると【ホンダ・フィット】は約9年、【トヨタ・C-HR】は約4年になるので、使用条件乗によってはあっという間に採算分岐を迎えるかも知れませんね。ちなみに、参考値としては、日本国内の自動車買い替えサイクルは約8.5年といわれています。

まとめ

もちろん自動車の魅力は燃費だけではありません。「走る、触る、見る」という趣味性もありますし、安全に配慮した先進テクノロジーや環境性能を求めることは心意気や美学の世界かと思います。したがって、コストだけで語るのはナンセンスという事は重々承知している事をお察しください。

ただ、同一車種のハイブリッドカーは、長い目で乗った方が幸せになれるということかも知れません。
以上、ご参考になれば幸いです・・・!