Amazonで自動車タイヤを買ってみた

国賓で来日していたトランプ大統領の警護なのか、オフィスから見える首都高が何度も閉鎖されていました。道路解放の度にパトカー先導でクルマが列をなすのですが、これがインディカーやスーパGTのローリングスタートみたいな感じで、その都度テンションが上がっていたおさとうです。

さて、今回はクルマに長く乗っていれば必要に迫られる「タイヤ交換」の話です。タイヤの寿命は様々な意見がありますが、車検の観点からいうとタイヤ溝が1.6mm以下は法律違反になります。ただ、日本ではそうなる前に交換されることが多く、欧州タイヤメーカーからは「もったいない国だ!」と評されているようです。

そうはいってもツルツルだったり、ヒビだらけの劣化したタイヤを履いていればグリップしない(滑ってしまう)し、バースト(パンク)するリスクも増します。クルマは人を乗せるのですから、安全の配慮はとても大切です。運転していて何か危ない・ヤバいと感じたら、すぐに足回りの確認をおススメします。人間の感覚って意外と正しいのです。

偉そうな事を書きましたが、実はわが家の【マツダ・ベリーサ】でやらかしてしまいました。空気圧不足によりサマータイヤが「両方減り(タイヤの外側だけが減る事)」を起こし、サイド部分がツルツルになっていたのです。このままでは命の危険があるので、今春にスタッドレスから履き戻す際に、タイヤを新調することにしました。ただ、想定よりも交換サイクルが早めになってしまったので【出費】を抑えたく、アジアンタイヤで対応することに決めたのでした。

アジアンタイヤとは?

アジアンタイヤとは、日本以外のアジアのメーカーが開発、生産しているタイヤを指します。韓国、台湾、インドネシア、中国などのタイヤメーカーが比較的知られており、量販店の店頭でも目にするようになりました。かつては粗悪品のイメージもあったようですが、今やコンディションがシビアなレースシーンでも活躍するほどの信頼性があります。業界は違いますが、iPhoneを始め主なスマートフォンもアジアで製造される時代ですから、アジアの量産技術は侮れないのです。

そのメリットは性能に対しての圧倒的な安さ。同じタイヤサイズでも、国産の半額以下で販売されています。デメリットは情報そのものが少ないので、言葉は悪いですけれど怪しいイメージがある事でしょうか(あくまで私見ですよ)。

タイヤ価格の比較


では、価格の比較をしてみましょう。(細かい解説は割愛しますが)ベリーサのタイヤサイズは「185/55R15」というものでした。参考までに、愛車の適合サイズが分からない時は、タイヤサイドにある刻印、車体に貼ってあるコーションプレート、メーカー等のWebでも確認が可能です。

さて、タイヤ1本当たりの価格比較をしてみますと…

185/55R15 1本あたり

・YH社  14,200円~
・AB社  8,024円~
・AW社  2,360円+送料1,080=3,440円~
・Amazon 3,440円~

もちろん、タイヤにはグリップ、燃費、静寂性などの様々な付加価値が存在するのでコストだけでは語れません。ただ、価格だけでもこれだけバラつきがあるのが事実です。色々検証したのですが、費用対効果をみて、私はamazonで3,570円の【DELMAX ULTIMATOUR 185/55R15 82V】というアイテムを注文しました。玄関先にタップで縛られた新品タイヤが到着するのは壮観でしたね。

タイヤ組替え工賃


しかし、自動車タイヤのホイールへ組替え(※古いタイヤをホイールから外して、新しいタイヤをはめる事)は、普通の家庭では不可能なはず。そこで、パーツ持ち込み作業が可能なカーショップでお願いする事にしました。(○○ガレージ的な、中古パーツ量販店です)。ネットで様々な店舗を比較しましたが、こちらは大体同じくらいの価格になっていました。

作業においては、再び両方減りを起こさないために、若干空気圧は高めで作業をして貰いました(燃費向上と、ステアリングが軽くなるメリットがあります)。また、コスト削減のために、車体へのタイヤ取り付けは自分で十字レンチを使って行うことにしました。

・タイヤ組替え 2,160円(バランス調整込)
・バルブ交換  540円
・廃タイヤ代  540円
・交換工賃   0円(自分でやる)

1本当たり 組替え工賃(参考) 3,240円

4本でいくらかかったか


それでは、合計いくらかかったのか計算をしますと…

タイヤ3,570円 + 交換工賃3,240円 × 4本
= 合計 27,240円

勿論、国産の一級エコタイヤはそれ自体で燃費を向上させる機能がありますし、ハイグリップタイヤはどんなコーナーでも路面に食いついて(グリップして)くれます。でも、ベリーサは街乗りのコンパクトカーなので、そこまでの機能は求めませんでした。

アジアンタイヤの乗り心地自体も、走行音が若干気になるくらいで雨天時のグリップも良好、想定よりも満足が高いアイテムでした。「取り合えず走る」という観点でいえばコストを下げる方法はまだありますが、手間などの時間的コストが合わないので、個人的にはこのチョイスがベストだと思っています。

3万円弱のタイヤ交換劇、ご参考頂ければ幸いです。